2013年12月02日
平成25年度 嘉鉄集落豊年祭・敬老会
平成25年度 嘉鉄集落豊年祭・敬老会
日時 : 2013年(平成25年) 9月14日 土曜日
天気 : 曇時々小雨
場所 : 奄美大島 瀬戸内町 嘉鉄(かてつ)集落公民館前
内容 : 写真及び映像の記録
奄美大島では、現在でも各集落で様々な伝統行事が行われています。
今回は、秋に行われる豊年祭・敬老会の記録を、
瀬戸内町嘉鉄集落でおこないました。

▲豊年祭・敬老会が始まった直ぐに小雨が・・・。
行事は午後1時に始まり、
夕方4時半まで各種の踊りや相撲などがおこなわれました。
嘉鉄の豊年祭がある日は、不思議と雨が降るそうです。
今年も小雨が最初パラついたものの、
中盤から終盤にかけては曇りで、
それほど強い日差しがないいい状態のなかで催されました。
全く関係ありませんが、こういったたぐいの話を思い出してみると、
七夕の日(旧暦七月七日)の雨の話もあります。
七夕には竹に飾りをつけて外に立てますが、
どういうわけか、外にかけて立てるとも雨になることが多いと言われており、
実際そう感じています。
ほんとうのところは分かりませんが、
昔から人々はこういった感覚を記憶し、
それを行事の時の話のネタにしていたかもしれませんね。
* *
さて、嘉鉄の豊年祭ですが、
最初から最後まで無事行われました。
【 豊年祭の流れ 】
・開会挨拶
・各種踊り
・奉納相撲
・ソーラ釣り
・余興相撲 初切(今年度初)
・閉会挨拶
・八月踊り

▲正面にお供えされていたのは砂糖黍と左手にお米、右手に塩になります。

▲婦人会のみなさんによる踊り

▲幼稚園児も踊ります。

▲嘉鉄小学校の生徒さんが踊りに備えて待機中。
嘉鉄の豊年祭にはいくつか特徴的なものがありますが、
その中でも有名になっている「ソーラ釣り(サワラ釣り)」の踊りです。
戦後、地元青年団の有志が、余興が少ないのでと考案されたものです。
踊り手は漁師2名、サワラ1名で構成されており、
サワラと漁師のやりとりが毎年アドリブで違っていて、
大変おもしろい余興になっています。
そういった中、名物のソーラ釣りは、
そろそろ無形文化財に指定してはどうか?とのマイク放送もありました。
今後も途切れることなく、継承していっていただければと思います。

▲恒例のかてつ丸が登場しソーラ釣りとなります。
さらに、今年度から余興相撲に初切(しょっきり)も加わりました!
初切とは、相撲の禁じ手などをおもしろおかしく紹介する取り組みで、
大相撲の巡業などでもおこなわれています。
今回は瀬戸内町でも有名?な嘉鉄出身の余興メンバーが二人でおこないました。
二人とも上手に初切をやりきり、観客から歓声が沸いていました。
こういった新しい取り組みも、継続していくことで伝統になっていくのかもしれませんね。

▲今年(平成25年度)から余興相撲があり会場では笑いが溢れました。
報告 : 奄美.asia 調査員 / 朝修一
調査場所 : 瀬戸内町 嘉鉄
調査日時 : 2013年 9月14日(土)
日時 : 2013年(平成25年) 9月14日 土曜日
天気 : 曇時々小雨
場所 : 奄美大島 瀬戸内町 嘉鉄(かてつ)集落公民館前
内容 : 写真及び映像の記録
奄美大島では、現在でも各集落で様々な伝統行事が行われています。
今回は、秋に行われる豊年祭・敬老会の記録を、
瀬戸内町嘉鉄集落でおこないました。
▲豊年祭・敬老会が始まった直ぐに小雨が・・・。
行事は午後1時に始まり、
夕方4時半まで各種の踊りや相撲などがおこなわれました。
嘉鉄の豊年祭がある日は、不思議と雨が降るそうです。
今年も小雨が最初パラついたものの、
中盤から終盤にかけては曇りで、
それほど強い日差しがないいい状態のなかで催されました。
全く関係ありませんが、こういったたぐいの話を思い出してみると、
七夕の日(旧暦七月七日)の雨の話もあります。
七夕には竹に飾りをつけて外に立てますが、
どういうわけか、外にかけて立てるとも雨になることが多いと言われており、
実際そう感じています。
ほんとうのところは分かりませんが、
昔から人々はこういった感覚を記憶し、
それを行事の時の話のネタにしていたかもしれませんね。
* *
さて、嘉鉄の豊年祭ですが、
最初から最後まで無事行われました。
【 豊年祭の流れ 】
・開会挨拶
・各種踊り
・奉納相撲
・ソーラ釣り
・余興相撲 初切(今年度初)
・閉会挨拶
・八月踊り
▲正面にお供えされていたのは砂糖黍と左手にお米、右手に塩になります。
▲婦人会のみなさんによる踊り
▲幼稚園児も踊ります。
▲嘉鉄小学校の生徒さんが踊りに備えて待機中。
嘉鉄の豊年祭にはいくつか特徴的なものがありますが、
その中でも有名になっている「ソーラ釣り(サワラ釣り)」の踊りです。
戦後、地元青年団の有志が、余興が少ないのでと考案されたものです。
踊り手は漁師2名、サワラ1名で構成されており、
サワラと漁師のやりとりが毎年アドリブで違っていて、
大変おもしろい余興になっています。
そういった中、名物のソーラ釣りは、
そろそろ無形文化財に指定してはどうか?とのマイク放送もありました。
今後も途切れることなく、継承していっていただければと思います。
▲恒例のかてつ丸が登場しソーラ釣りとなります。
さらに、今年度から余興相撲に初切(しょっきり)も加わりました!
初切とは、相撲の禁じ手などをおもしろおかしく紹介する取り組みで、
大相撲の巡業などでもおこなわれています。
今回は瀬戸内町でも有名?な嘉鉄出身の余興メンバーが二人でおこないました。
二人とも上手に初切をやりきり、観客から歓声が沸いていました。
こういった新しい取り組みも、継続していくことで伝統になっていくのかもしれませんね。
▲今年(平成25年度)から余興相撲があり会場では笑いが溢れました。
報告 : 奄美.asia 調査員 / 朝修一
調査場所 : 瀬戸内町 嘉鉄
調査日時 : 2013年 9月14日(土)
Posted by 水野康次郎 at 14:09│Comments(0)
│瀬戸内町の集落
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。